教科書漢字 1年80字、2年160字、3年200字、4年200字、5年185字、6年181字があります。各学年ごとに漢字を選んで子どもに見せることができます。設定を使えば見せ方が変えられます。
漢字の読みについて
子ども特性に応じた学習
「読み」学習では、子どもの情報処理の特性に考慮することが大切です。視覚記憶の得意な子どもは漢字と読みに関連した視覚的イメージをヒントにすることで、覚えられなかった漢字も記憶の定着につなげることができます。
使い方

デジタル漢字の絵カードには3種類のテンプレートが用意されています。「漢字+絵」「よみ+絵」「短文+絵」を使い、子どもにあったカードで学習を進めましょう。
漢字になれよう。
漢字と絵を見せて、漢字になれましょう。苦手意識が強い子どもでも、習っていない難しい漢字でも、少しのヒントで読むことができます。そして、子どもも漢字が読めたという自信につながります。


漢字を書こう。
漢字と絵を見せて、漢字を書いてみましょう。ゆっくりと子どものペースで、絵カード見ながら漢字の形をまねて書いていきます。その時に漢字の意味もしっかり教えます。書き順や形を意識し、漢字が書けるようになったら、読み方や意味を聞いて答えられたら正解ボタンで正解マークをつけてあげましょう。正解マークは子どもの好きな絵を選び、何個マークを集められるか目標をたててあげましょう。
漢字を読んでみよう。
漢字と絵を見せて、漢字を読んでみましょう。大きくはっきりとした声で読み上げて、漢字の読み方と意味をしっかり教えます。その後、子どもが一人で読むようにします。漢字と絵を見ただけで読めるようになったら、スピードを上げて読むことにチャレンジします。次は何秒で読もうと目標をたてたり、制限時間を決めて早く読むことで子どもが積極的に取り組めるようにします。グループで誰が早く読めるかを競わせるとゲーム感覚で楽しく学習が進められます。
読みから漢字を書こう。
読みと絵を見せて、漢字を書いてみましょう。漢字と絵のカードで覚えた事を確かめます。手元に紙を用意し、漢字が書けたら、答えを押して裏面の漢字と答え合わせをしましょう。あっていれば正解ボタンを押して次に進みます。間違った漢字はもう一度やり全問正解するように目標をたてたり、漢字と絵のカードを使って確かめながら進めましょう。

意味を理解しよう。
短文と絵を見せて、意味を理解しましょう。漢字の読き書きができるようになったら、短い文を理解できるようにしましょう。裏面には短い文が音声で聞けるので一緒に声を出して読みましょう。しっかり読めるようになったら、形容詞をつけて文を長くしたり、新しく自分で文を作ったりして作文へと発展させましょう。


※その他にも、いろいろな使い方ができます。グループで誰が一番早く読めるか競争したり、絵と漢字で短い文を子どもに考えさせたり、絵(ヒント)をかくして漢字だけで読む練習にも使えます。いろいろな使い方を試してください。